Sphereさんの「Berry's」感想です。
『Berry's』


うん、バナーは束原さんにしておきました。
登場回数少なすぎるので。

ということで、スフィアさんのファミレスもの「Berry's」感想です。
ええと…自動的にネタバレにならないと思います。

まず、特典としてついてきたこのディスク。

これはBerry's Characters Collection「Sweet and sour」。
つまり、キャラクターソングです。

…これじゃなくて、サントラが欲しかったなぁ、と強く思います。
サントラは予約特典でした…そうですよね、きちんと調べておけば。
Peak A soul+さんの音楽は華やかで、はじまりを強く感じさせますよね。
「Berry'sへようこそ」なんか特に。
楽しそうな雰囲気満載。

OP曲「Welcome to Berry's」、ED「また好きになる」、どちらもDucaさんが担当。
もう音楽周りは完璧です。

音楽の良さに惹かれて、原画さんの潤沢さ、これも体験版で楽しめましたが、
システム周辺でもすごく楽しませよう!と頑張っていることに気づきました。

非常に軽快なんですよね。ウィンドウも可変記憶も自在。
…というだけでなく、進行中にコンフィグボタンをポイントするだけでBGM等の調整が出来るバーが表示されたり、

メッセージフォントが潤沢。ロダンハッピーは作品の柔らかさにマッチしているように思いますね。
(デフォルトのスーラフォントがいい感じでした)


タイトル画面でぐるっとメンバーをカメラが巡回していく…などの、イベントCGカメラワーク選択、
ルートガイドなどもあります。

このミニキャラが可愛らしい。

ルートに入ったところでセーブすると、このミニキャラつきますね。かわいい。

また、システム…というか演出面で素晴らしいのは、コレ。
制服が三種類あって、それを任意に選べて着替えてもらうことが出来る…!

選び方は簡単。コンフィグ画面から「ストロベリータイプ」「ブルーベリータイプ」「ブラックベリータイプ」を選ぶだけ。

すると。

全ての立ち絵と制服CGが一斉に切り替わります。
これはブルーベリータイプ。一番ブルーベリータイプがいいですよね。ね?

わざわざタイトル画面に戻らないといけないとか、最初に決めたら戻せないとか、
ナントカパッチみたいに一度適用したら戻せないとか、そういうめんどくさいことはありません。
あくまでお洋服ですからね。プレイ中にささっと着替えが可能。

…と、画面からはとにかく楽しませようとしていらっしゃるように感じました。
なので、音楽、システム面、演出は素晴らしいと思うんですよね。


ですが。
シナリオは太刀風雪路さん、朝倉誠理さんと、Sphereブランドではお馴染みの方…なのですが、
これは一体どうしたことでしょう。

あまりに、シナリオが…。
山も谷もなく、いきなり終わる。
これだったら、先日プレイした「あかばんず」のほうが良いと思います。

主人公が話しかけられて「うわぁ!」と驚く。
話しかけたヒロインは「またぼーっとして」と言う。
この使い古されたやりとりは、一体いつまで続くのでしょう…。

そんなぼーっとしてる人、"人をみる力がある"方が、しかも接客業で、採用するものですか?

(イケメン杜松忍マネージャー(響玲二さん)、三村章吾(望木庵中さん)。声も私服もカッコイイです)
主人公は無条件に受け入れられて、それが既定路線であるように最初からフラグが立ち、好かれて、
問題らしい問題も起らず、突然終わってしまう…。

すごく、進めるのが辛かったです。
体験版で推せていたヒロイン、牧ノ沢恵那を後半に回すことでなんとか…最後まで辿り着きましたが、
そのボリュームの割に内容の良さを感じられませんでした。

ということで、もしプレイされる場合は、森久保由那と牧ノ沢恵那だけでもいいのかも。
その前に伊豆野踊子を進めていくと、雰囲気わかるかもですね。

森久保由那(遥そらさん)。

森久保財閥の娘、という設定です。世間知らずなのでファミレスで人生修行させる…という。
他のルートではちょっと小うるさい感じになってしまいますが、
メインルートだと頑張り屋さんに変化します。
最初はそれこそ、なんでこんなことに…と思いながらもちょっとずつ頑張ろうとする、
そのうち助け合いをする、ということを知り、その相手が主人公で…という形。
本来はお嬢様ですが、主人公が提供する庶民らしい遊びにも素直に関心を示し、
鈴平ひろさんのキャラクタ原画と、遥そらさんという組み合わせも良かったですね。

牧ノ沢恵那(内村うなじさん)

体験版の時からいいなーと思っていました。
丁寧な話し言葉と落ち着いた雰囲気もそうだし、一体この子はどんなコなのかという興味が強くあって。
公式サイトキャラクタ紹介ページ上から2番目はダテじゃなかった。
女子校的なノリを披露しながらも、落ち着いた雰囲気はお嬢様。
以前は由那と同じ学校に通っていたが転校してきたとのことで。

店内では実力があるにもかかわらず、良くサボっている…。
アルバイトをはじめてから、実は同じ学校だった…ということを知り、校内でも仲良くします。

橋本タカシさん原画×内村うなじさんの仕上がり、すごい。
てか、恵那ってブラックベリータイプすごく似合うと思います。

ほら、ほらほら。

由那と恵那は、イチャラブ展開も良かったですよ。

この二人だけ、かなり好意的に書いてますけども…。
他のシナリオは読んでいてツッコミ所ばかりが多く、ヒロインのかわいらしさを感じさせてはくれなかったのです。
というか、ヒロインはおろか、登場人物のほとんどが、人の話を聞かず、
何より、お店のことを大事にしていないなーというところが目立ちます。

店名が、作品タイトル。
素敵な雰囲気と、そこでなら味わえるヒロイン達との時間…。
それが提供されるのが「Berry's」。
…だと思っていたのに、違ったんですね。

体験版冒頭の、主人公がアルバイトをする動機のくだり、ありますよね。
あれで、シナリオには期待出来ないかも…とは思っていたのだけれど。
本当にその通りだった時ほど、がっかりするものはないです。
すごく、残念でした。

こうなってくると、サブヒロインに一縷の希望を託したくなりますよね。
たぶん、サブヒロインの中で一番人気は辰巳若葉(嶋田夏海さん)なのだろうと推測しますが、
個人的には 五夢有葉(海老原あいすさん)と束原薫乃(沢村かすみさん)を推します。

ええ、だからブルーベリータイプ着せました。
ネトゲ好きで恋バナとかめんどくさいと思っている薫乃が恋する瞬間、とか楽しそうじゃないですか?
憧れはそれなりにあるけど、周囲が思うより自己評価が低い有葉が望んでいること、とか読みたくないですか?

サブヒロインに混じって伊豆野踊子(天乃有津梅さん)もいますけども…。

…とか書いてますけど、そういうルートも、続編も今のところあるわけでは…。
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