あざらしそふとさんの「アマカノ+」感想です。
あざらしそふと4TH PROJECT「アマカノ+」
2016年12月発売作品。

あざらしそふとさんの「アマカノ+」は、
2014年に発売された作品の、ファンディスクともいうべき位置にあります。

よって、体験版のリリースは無し。
無いんですが、雰囲気はムービーを見ると非常に良く伝わると思います。

それでは、感想です。
ネタバレは、ほぼ無し。



これは普通のファンディスクとは違うと思います。

システムにE-moteを搭載していますが、親和性は高いと思います。
搭載してよかったということですね。

いってみれば、本編のオープニングムービー、
搭載したことで、あれに近くなったんですよね。全編にわたって。


ただ、搭載しなくても、場面や会話の作り方がうまいこと。
これが前提という気もします。

「アマカノ+」のウリは、ここにあります。

もう、会話や場面が楽しい。

そしてさらに、今回は本編より良いなと思うのが、
もう既に1対1、お互いのことしか見ていない状況なのです。

だからこその、幸せ。甘い雰囲気。
すっごく、いいですね。
6
高社紗雪(木村あやかさん)。
紗雪を妻として過ごす時間。紗雪は本当に主人公しか見ていません。
紗雪にしては珍しいどや顔です。


確かに、誰かと仲良くなっていく、その過程も楽しいです。
本編ですと、そこが楽しみですが、
一方で、誰かとくっついてしまうと、そこから先が、ややまったりしてしまうのを避けられません。

ですけれど、この画面の良さと、お互いしか見ていない。
この空気。すごくいいです。

二人きりになった後だけ、と、切り分けされたことで、効果的に思えます。

画面に居るカノジョ、いや相手によっては妻が、本当にこちらに心から微笑みかけてくる。
それがすごくすごく伝わるんですね。

これは、ピロ水さんの原画と、あざらしそふとさんの彩色、
そして場面展開や何を喋るか、シナリオのマッチ具合。
うまく噛み合っていますよね。

3人のヒロインがいて、それぞれに展開が少しずつ違うので、
この違いがまた楽しい。

聖との幸せな同棲生活にしか見えないし、
こはるとは、やっぱりくっついても菓子づくりに熱心だし、
紗雪は妻だけど、巫女姫として神社参りは外せない。

どのヒロインも魅力的で、たまりません。

幸せそうな様子をこれでもか、と見せつけてくれます。

グラフィック面は惜しみない。
そのグラフィックと声の噛み合い方がすごい。
何度でも思う所です。

ファンディスクのうちではあるのでしょうけれど、
これほどに納得できるファンディスクも、そう無いですよね。

本編の時はこはるが一番かと思っていたのですが、
ファンディスクも含めると、聖がお気に入りです。
いいですね、一緒にお酒飲みたい、きっと楽しそう。
そう思わせてくれます。
5
上林聖(真中海さん)。
先輩なので、先に卒業、就職。
ルームシェアというか同棲そのものです。
一緒に歩いている、その自然な動きがいいですね。E-moteならでは、かも。


ただ、一緒に時間を過ごすのは、須賀川勇希さんだけなんでしょうねー。ええ。

システム的には、CS2とは思えないほど古びた感じの画面構成になっているのがもったいないです。
でも、画面いっぱいにキャラクタが投影されるのはすごく良いと思いますね。
うん。
だからこそ、E-moteも活きているような気もします。


正直いいますと、ファンディスク的な位置ですので、
本編であるとか、であるとか……。
それらを超えることは無いだろうなと思っていたのですが、素晴らしかったです。

たぶん。アマカノという作品の性質上、
誰かと仲良くなる過程も楽しいのですが、
こうやってお互いのことだけを見ているからこそ、できることがあって。
それを、見事に表現してくれた。
その結果、すごく楽しめたんだと思います。

こんなに良いファンディスクは初めてでした。
うらやましい関係が、ずっと画面の中に続いている。

ピロ水さん+あざらしそふとさん配色+声の配役+シナリオ=すごい、
みたいな公式が頭の中に。

すごい体験でした。
7
星川こはる(秋野花さん)
旅行先でも食べまくる!そんなこはるも、珍しい色っぽい表情。


面白機能が付いていて。
中でも、公式サイトにも紹介のある「世界にたった一つのブロマイド」。

皆さんがお持ちの写真などに、キャラクタを投影できるんですね。
いってみれば、スマートフォンアプリなどにある、写真を撮るとキャラクタを差し込めるもの。
あれの、逆版です。

純粋に楽しめた方なら、カノジョと一緒に行った場所にしたい!
なんて使い方ができるかもしれませんね。