ラプラシアンさんの「ニュートンと林檎の樹」体験版プレイしました。
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ラプラシアンさんの2作目は”コミカル・タイムトラベル”「ニュートンと林檎の樹」。
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「多分ですけど、音楽。ないですよ、才能」
「いいだろ!好きでやってるんだから」
「あなたはダメですよ。朝永修一郎の孫だからです」

科学を捨て、音楽に傾倒していた朝永修二は、
幼なじみの一二三四五に諭され、納得できないためにイギリスへ行くことになった。
そこに、行方が知れなかった祖父がいるかもしれない。
同封された小包には、ロンドン行きのチケットと、真鍮の鍵が入っていたという。

科学をやめると改めて祖父に突きつける。
そのつもりでロンドンへ向かった修二は、祖父が過ごしていたらしい建物の地下で、
ニュートン式反射望遠鏡を見つける。

地下にあるという意味もわからず、望遠鏡にあった鍵穴に、
送られてきた真鍮の鍵を入れると……。
床が、ゴムのように伸びた。

気づけば床は戻ったようだが、さっきと何やら様子が違う。
天井に根を張る樹の枝。
しかもそれが燃えている。

降りてきたハシゴを四五と共に上がると、
そこには、燃える樹をぼんやりと眺めていた金髪の女の子がいて……。
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体験版は824MBでした。(プラスの場合)


あ、これすっごく面白い。

ラプラシアンさんは「キミトユメミシ」に続いて、
自分がどこかにいくお話ともいえるかもしれません。

最初こそ、幼なじみが日和っていた主人公を引っ張ってきて、
ドタバタラブコメディかな、なんて構えずに見ていました。

さらに、とある火事の最中。
それから救い出したはずの女の子から、罵倒される主人公。
「今、とてつもなく重要なことを思いつきそうだったんだぞ!
 凡人が1000年掛かってもかすりもしないアイデアが、お前のせいで消えた!」

そしてタイムトラベル。
まだこの時点では、よく分かっていなかったです。
大幅な過去であり、そこを踏んでは崩れる常識が存在することを。

300年も昔。

あの女の子が、かのアイザック・ニュートン本人だという。

そんなバカな、と主人公は思う。

ところがそれには時代背景もある。
当時は、女性であるというだけで、その論文は取り扱われないこともある。
また、突出した才能は、魔女扱いされてそのまま処刑されることもあるのだ。

つまり。
あの火事の時。望遠鏡めいたものの上に生えていたのは、林檎の樹であり、
彼女はニュートン。
万有引力の法則発見の瞬間だった。

それが、無くなってしまった。

万有引力の法則は、過去、理論化されたものの体系化にあった。

そして、それは派生する。
地上の引力は月へも作用する……つまり、地動説の発見に。

その因果関係みたいなものがあって、それによってどんどん世界が変わっていく、
最終的には全く違う世界になってしまうかもしれない……。

とまあ。
公式サイトには、難しいことは考えずに楽しめるコミカルタイムトラベル作品とのことですが、
それを楽しむための前提が、ものすごくしっかりしているように思いました。
これは結構大事だと思うんですよね。
ここを大事にしているのは、すごく良いと思います。


ただ、ここまでの時点だと、主人公がとにかくおバカ扱い。
役割は、プレイヤーの疑問をヒロインや世界にぶつける役、解説役です。
ですので、バカ扱いになってしまうのは仕方ないと思います。

が、物語としてみると、科学を捨てることにした少年の成長も見込まれていると考えられます。
その結果が、現代へ還る、元通りにしていくのだとしたら。

そこへの転機は、どうやって生まれるのか。

”難しいことはあまり考えない!大いに笑って少しホロリ”。

……とか、公式サイトでは否定されている部分がすごく気になってしまってしょうがないです。
そこに期待があります。
でも、この分だと、そこもしっかり回収してくれそうな印象です。
活躍するのが、豊富なムービー挿入による演出。
これがすごいですね。圧巻です。

あと、音楽もすごくマッチしています。


ヒロインとしては、四五(白雪碧さん)がすごくいいですよ。


2017年5月26日(金)発売予定です。

延期になりましたが、スタート部分がすっごく面白いので、
体験版で感じられた方が良いと思います。

ところで、インストールが必要なのは良いのですが、CS2なので、左上……。
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