オーガストさんの「トラベリングオーガスト2017 桃幻鏡」が東京オペラシティで開催されました。
『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。
「トラベリングオーガスト2017」。

今回は、昨年発売された「千の刃濤、桃花染の皇姫」より、宮國朱璃をキービジュアルキャラクタとして据え、
物語仕立てとして組曲化され、和楽器+オーケストラというセッティングで行われると聞いて、
期待がとにかく高まります。


2015年も、この東京オペラシティコンサートホールで行われましたが、
凄く素敵なコンサートホールだと思います。

初台駅直結。
京王線の地下鉄を降りたら、オペラシティに直結できる改札があります。
途中、1階に上がったりしていくと、他の商業施設も見えます。
コンビニ、お食事ができそうなところ、などなど。

早めに着いておけば、お腹を満たしたり、ちょっとした不足品も得られそうです。

立地も良いのですが、英ガーディアン紙による「世界のコンサートホール10選」にも選ばれたほどの環境。
”天井には複雑な木製の溝で覆われた巨大なピラミッドが形成されています。(中略)
 この形状のオーディトリアは、実際にはまれですが、優れた音響特性を持つことができます”
実は、この東京オペラシティコンサートホール、2017年で20周年なのだそうです。
素晴らしいですね。

さて。3階に上がり、コンサートホール受付の皆さんにチケットを確認して頂くと、
右側は物販。左側はホールに。

今回は、全体的に少しシンプル。
まず、日程です。
昼夜公演あるとはいえ、7月23日(日)、1日しかありません。
全体的な演奏時間も、ほんの僅かに短かったようです。
声楽担当の方もいらっしゃいませんし、
物販にもコスプレの方はいらっしゃいませんでした。

とはいえ、相変わらず物販の回転を良くする仕組みは上手く回っていますし、
レジロスも恐らく無いでしょうね。

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噂の胡弓が展示されていて、じっと見てしまいました。
美しいですよね。弓の飾りが凄く素敵です。


さて。
演奏はどうなのか。
今回、自分の側の状態が良くなかったこともあり、冷静な判断ができるとは言い難いのですが、
新しい試みも為されており、非常に面白かったと思います。

(どうにも気をそらしてしまいがちだったことと、席があまり良くない場所で、浸りきれませんでした。)

また、セットリストも意外性があったように思います。
これまで多く演奏された曲が省かれたり、逆に新しく追加されたり。
投影されるCGも新しいものが追加されたり。
組曲「麦穂」 とスクリーンに表示されたり。
また、スクリーンの左右に少し隙間があるのですが、そこにも投影されたりしていましたね。

さらに。
スクリーンに投影される映像が、前回よりもきれいだったように思うんです。


会場のアナウンスは、サプライズナビゲーターとして仙台エリさんが登場。
そうそう。そういえば、「千の刃濤、桃花染の皇姫」は、PS4、PSVitaに移植されるそうです。
会場で、移植告知チラシが配布されました。

仙台エリさんアナウンスによる、
宮國朱璃と、「大図書館の羊飼い」から鈴木佳奈とのやり取りで、
今回も楽しませてくれました。


コンサートが始まると、まずは、序章『春陽の刻』。
今回の指揮も、前回と同じ永原裕哉さん。
……前回より痩せられたようにお見受けしますが、柔らかな笑顔の印象は変わっておりません。
バンドマスターも、前回と同じ須山さんです。

この序章などは、どこにも出典がない曲ですから、
まさにトラベリングオーガスト2017専用曲といっても良いもの。

スクリーンの映像は、公式サイトの物語に掲載された描き下ろしを表示しています。
宮國朱璃が不思議な体験をする、あの物語。
――誰も居ない書庫で、万華鏡を見つけて……。


そして、『蒼之幻』
昼公演でしたので、『未来パレット』も演奏されました。
歌の無い状態でどうかな、と思ったのですが、やっぱり良い曲ですね。
ただ、拍手のタイミングが合っているのか少し不安になりました。

映像と一緒に演奏される「夜明け前より瑠璃色な」の曲は盛り上がりますね。
『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は2009年2月27日に発売です。

ちょっと残念だったのは、映像表示が途切れてしまったこと、でしょうか。
恐らくあれはサスペンド状態になったのだと思いますけど。


『金之幻』
こういうタイトルだから、金色と言えば「フォーチュンアテリアル」かなと思ったのですが。
違いました。「穢翼のユースティア」。オーガスト作品で一番惹かれているタイトルです。
『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。
金というのは、恐らくティアが抱えた麦穂のこと、なのでしょうね。

意外性があるなと思ったのは、『Halbmond』の演奏があったこと。
この曲は、牢獄と呼ばれた作品無いの下層階を表現した曲です。
『Blind Alley』も同じく、牢獄の娼館地域の曲です。
それが、娼館で生きる彼女たちの、モノクロームの映像と共に。

『Kanon』では、スクリーンが上がり、パイプオルガンの演奏に。
前回も聴きましたが、そのパイプオルガンに、舞い散る白い羽根が投影されるのが、
重たさを感じてしまいます。

『Pure Heart』はもう、ダメでした。
だって麦穂を抱えたユースティアが最初に映るんですから……。

組曲『鐘塔』では、上層とノーヴァス家を中心に、
そして、塔から発せられる光――ティアと、浮遊都市の行く末を。


『虹之幻』
夜公演ですと「大図書館の羊飼い」の『夢飼い日和』などが聴けたようです。
『大図書館の羊飼い』は好評発売中です。


「フォーチュンアテリアル」
『FORTUNE ARTERIAL』は2008年1月25日に発売です。
スクリーンに映るヒロインたちを見ながら思ったのですが、
オーガスト作品はいつも、どのヒロインにも惹かれてしまっているように思います。

『MEGUMI~ありがとう~』は何回聴いても涙を誘います。
全てが許されたんだと。


『桃之都』
そして「千の刃濤、桃花染の皇姫
『千の刃濤、桃花染の皇姫 オリジナルサウンドトラック』2017年1月27日発売

和楽器がどんどん全面に出てくるパートになりました。
琴、胡弓、津軽三味線、尺八、篠笛、鼓、太鼓……、いやあ光ってる。
格好いい『嗚呼、絢爛の泡沫が如く』『桃花染に咲いて』。
すごく盛り上がりますね。
テンポも凄く良くて、ライブかと思うくらいに身体が動きそうです。


――元の部屋に戻り、体験を振り返る。
「この話、宗仁に聞かせたら、何て言うかな?」
なんて、お茶目な朱璃が素敵でした。


最後に、『TRAVELLING AUGUST -桃幻鏡-』。
歌曲を中心に、これまでの作品のメドレーです。

エンディングとなり、演奏者の皆さんが退場していきます。
スクリーンには、エンドロールが。
このエンドロールで流れる曲も、素敵なアコースティックギターですね。


そして、昼の佳奈すけは。尺八を振り回すことを覚えたようです……。



物販でお買い物を色々としました。
爪切りはすっかり売り切れていたので、それ以外を。

そのうちの一つ、ポロシャツを買って気づいたのですが。

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タグわざわざ作ってある……!
こういう加工って、ちょっとしたことに思えますけれど、他ブランドさんではなかなか見ませんよね。
こういう、ここでしか無い、があるのってやっぱり嬉しいです。

パンフレットを読みますと、
オーガストの開発スタッフさんたちも鑑賞されていたのだそうですよ。

コンサートスタイルだと、そういう関係者の方も観に来やすいですよね。
今後も是非、続けて欲しいです。
ゲームも好きです。でも、その時その場にしか無いものって、やっぱりすごく良いものだと思います。

トラベリング・オーガスト2015 in 東京オペラシティ[Blu-ray]
トラベリング・オーガスト2015 in 東京オペラシティ[Blu-ray]


もし、残念ながら参加できなかった方は、前回と同じように映像DVDが販売される……とは思います。
ですけど、その場にいて、ストップできない流れをただ受ける、一緒に参加するのは、
この時にしかできないことだと思いますよ。