SkyFishさんの「BLADE×BARRETT 金輪のソレイユ」体験版プレイしました。
SkyFish 最新作『BLADE×BULLET 金輪のソレイユ』を応援しています!!
SkyFishさんは10周年プロジェクト第三弾。

「BLADE×BARRETT 金輪のソレイユ」は、
SkyFishさんが興った当初から続く、ヴァルキリーサーガの一作。
”北欧神話系ADV”です。

読みは、きんりんのソレイユとなります。

ks

それは、本当に突然に。
人類が築いた全ては、崩された。

晴れた空が割れた。
割れた向こうには、大きな歯車が様々。色は虹色。
そこから……魔物が現れた。
機械仕掛けの存在。
しかし、それぞれ一体一体は、他の世界で神と呼ばれていたもの。
鋼の身体は何よりも鋭く、それでいて柔らかい。
人類の兵器が敵うはずも無かった。

それでも、人は抵抗しようとする。
ks3

その一人が、八木六樹。
”味方殺しの救世主”と、嫌な二つ名がついているが、
銃弾が通じない機械仕掛けの神たちを、東洋の刀で屠るいわれ、
大いに戦果を挙げていた。

だが、人間一人の力は小さい。
既に片腕は千切れかけ、刀を引き抜くにも歯で下緒を掴まなければいけない。

それでも六樹の構えた一刀は、空から降りてきた存在に向けられる。
かつて東京と呼ばれた街を滅ぼした化け物に……。

この日、人の世界は終わる。一つの希望を残して。

次に六樹が感じたのは、芳しい花の香り。暖かな光。
これまで居続けた戦場とは、かけ離れた場所。
「ここは……天国?まさか、オレには似合わねぇって思うんですがねぇ」

「確かに、似合わない。でも安心して。今は「ヘルヘイム」……地獄だから」

現れた少女の姿をしたヘルから語られたのは、
ある役目のため、六樹は再生させられたのだ、ということで……。
ks1

体験版は938MBでした。

システムは変わらずExHibitですが、ウィンドウサイズの調整を記憶してくれるようになりました。


いやあ面白い。びっくりしました。

原画は、るぴ様さん、なえなえさん、六九導イツキさん、ヲリさん。
監督に、ひろもりさかなさんがクレジットされています。


体験版をプレイして思ったのが、
冒頭の所をものすごく盛ると、それだけで壮大な伝奇バトル作品に仕上がりそうな気がします。
そこだけで1時間くらいのものを、作ってくれても良かったのに。

物語はどんどん進んでいき、
ヘルに案内され、六樹は戦乙女を再誕させます。
地獄に流れ着いた、人の血を吸った鋼鉄の処女を元に、
そして、六樹が守れなかった人の遺品……長い髪をくべて。

人界の北限で、迫った滅びの運命を変える力、真の戦乙女を決める選定が行われる。
それは、戦乙女同士の戦いで決する。
神話時代に大神オーディンが得た知識、預言。自ら望む世界を作り出す力。

さらに、六樹が再生させられた使命は、戦乙女を狩ること。人の世界の希望をも。

……という、今までしてきたことと逆のことをするために蘇らされた六樹と、
戦乙女レギンレイヴは、選定会に挑みます。


ものすごく気になるのは。

定型的な流れに落とし込もうとしていないでしょうか?
体験版は、一番最初に出会うヒロインのシーンまで、という。
素材や設定は色々と違うのに。
イベントが定型化してしまうと、その先に起こることも大丈夫かなと思ってしまったりします。

何かもう少し、
定型を破ってくれてもいいんじゃないかなと思ってます。

素材、設定自体はとても面白く、画面の演出もなかなかですから、
深く掘り起こしをして、もっと重さをつけても良いと思うんですね。
それくらいの魅力ある設定たちです。
もったいないと思うんですよね。
ks5


再生された時に、ロキの器となるように調整された六樹は、
その前世がどうであったかはともかく、
戦乙女を堕とすこと、騙すことにも抵抗がない、
むしろ楽しんですら居るように見えます。

その、パーソナリティの部分をどう描くか。
これも楽しめる強いポイントだと思うんです。

過去には、助けて貰い、そしてどこか惹かれたはずの、
医師見習いとのつながりがあったはずで。

だというのに。
恐らく死別して、そして、六樹は、登場時に相手を食らっていた記述があるのです。
具体的に何を食べていたのかはわかりませんが。

そして、蘇生させた戦乙女には、その医師見習いの髪が使われています。

その姿に、何も思わないわけは無い……のですが。


このあたりのことが、ものすごくしっかり描かれていたら、
それだけですごく読みたくなる作品だと思うんですね。

体験版では、懐古すら見せない六樹ですが、
その大切なものを掴もうとする姿は、描かれるのか。
ks6

ヴァルハラは既に失われ、正義を為そうとしたレギンレイヴは、
金輪の魔物たちとの戦いの中、邪悪化してしまいます。
それはそれで良さそうですが、
あくまでも戦乙女を狩ることが目的であるため、他の戦乙女を倒す以外に、邪悪化は使えなさそうです。


あと、戦乙女を堕とすためのシーンですが、
もう少しじっくり描いてくれると良いかなと思います。
そっちでも楽しみたいですし。

グリムゲルデ(七瀬こよりさん)の過去はもっともっと長く楽しみたいですし。
シュベルトライテ(野々村沙夜さん)は、やっぱり時間を掛けるべきだと思いますし、
できればシアン&ホアン(篠原ゆみさん)も、完全に味方にしたいですし。
というかシュベルトライテさんはエプロンの紐どこに掛けてるんですかね。
ks4

……と考えると、結構作品に期待しているのかな、とは思うんですが。


2017年8月25日(金)発売予定です。