lightさんの「虚空のバロック」体験版プレイしました。
『虚空のバロック(ソラノバロック)』を応援しています!
lightさんの新作は「虚空(ソラ)のバロック」。


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誰にでも分け隔てなく笑顔を見せる。
駄目なことは怖じることなく言葉にできる。
嫋やかで清らかな黒髪。
そんな古雅幸に魅せられ、告白という行動に神代直が至ったのは、自明の流れだった。

「――――ごめんなさい」
そして、それは届かなかった。


荒れていた時期もある。
幼い頃は野球をやっていたが、周囲が上手かったので腐って辞めた。
その次に陸上。ホープになった。
才能と噛み合ったと思えるようになった時、靱帯を損傷し、引退を余儀なくされる。
陸上部のマネージャーだった古雅幸に、荒れた生活を窘められたことで、
神代直は、彼女を強烈に意識する。


屋上での告白。
しかし、はっきりとした答えはもらうことができなかった。

その時、大きな、本当に大きな地震が起き、
街のすべてが瓦礫となってしまったから。

その崩落が、二人にに襲いかかる。
神代直は、全てを忘れ古雅幸に覆い被さり、
落ちてくるコンクリートの雪崩に向けて拳を振るっていた。
この人を守りたい、守らなくちゃならない。そして守るのはこの俺だ――。

崩落が過ぎ去った後、呆然と両の手を見つめる。
神代直の手は、何か別な素材に変わっていたのだった……。
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体験版は、613MBでした。

バトル伝奇モノなのかな、という感じです。
こういう作品は、lightさんのお手の物ですよね。

体験版では、異形化してしまった自分たちが、
閉じられた空間でのサバイバルを超え、
未来都市めいたところへ赴くところまで、進みました。

とにかく謎に惹かれて、ついつい読み進めてしまいました。

その、謎。
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「バロックの感染者」と、主人公たちを呼んだ男は、刃を向けてきます。
主人公たちを探していた男は、閉じた震災の地を超え、未来都市へ逃げ込みます。

感染とはなにを云うのか。
感染現象の発露が人によって違う理由は。
なぜ、探していたのか。
化物は、どうして現れたのか。
そして未来都市はなぜそこにあるのか。

そして、主人公たちはなぜ、バロックを発現できるようになったのか?
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「じゃあ、ナオのことを、本当の人間のお手本だと思っていいのね?」
ナーラは、星空を写す望遠鏡レンズのような瞳で、何を見通そうというのか。

なかなか気になる作品です。


音楽が非常に良く、ディザスターとミステリをよく表現してくれています。
今作も、担当は樋口秀樹さんと押上極さん。
本当に良いですね。



2018年1月26日(金)発売予定です。