Lump of Sugarさんの「運命線上のφ」感想です。
『運命線上のφ』 2014年10月31日発売予定!
2014年10月発売作品。

ランプオブシュガーさんの「運命線上のφ」は、
”いじって、さわって、斬り開け”な、新感覚のADVです。

信天島に訪れるきっかけを持って、朧伊織は海を渡る。
手には軍刀、散桐。胸に書簡を抱いて……。
という物語導入でした。

それでは感想です。
ネタバレは、中くらいのものがあります。



体験版をプレイした当初は、
孤島、洋館というサスペンス要素満載の物語で、すごく惹かれていました。

同時に、実験作であるのかな、とも思ったりしていました。

今頃、プレイしておいていうのもなんですが、
いえ、今だからこそ思うのは、タブレット時代に先駆けたADVなのかなと思えています。

マウスの場合はマウスで、画面をだーっと直線で走らせて、
対象物を斬る!というアクションができるのです。

スマートフォン、タブレット全盛の今だからこそ、
改めてアプリ版としてリリースしてみるのはどうでしょうか。
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その時は、もうちょっとタブレット操作にシフトしきってしまっても良いかもしれません。
話の流れや選択肢を全て選択肢または切り開くアクションで選んでいくのですが、
シナリオが何種類か、ジャンルも複数あるため、
今の何がどうなっているのか分かりづらいという印象がありました。
もちろんそれこそが、物語の先が見えないワクワク感にも繋がっているわけですが。
このあたり、扱いが難しくも思いましたね。

選択肢は条件設定があるものもあり、
先に他のルートを攻略しておかないといけない場合や、
なぜ進めないのか、教えてくれる場合もあります。

ありますが。
これまでのADVに慣れていると、不意打ちに近い感覚を抱いてしまうんですよね。

他のヒロインの話が見たい、と思って取りかかる。
ところが、そうはさせてくれない、と思ってしまいました。


ルートによって、探偵編、剣豪編、旅情編、執事編の4つがあります。
ヒロイン毎にルートがやや決まっている印象はありますが、
完全にそうだというわけでもありませんし、
ちょっと変わったミニルートのような展開もあったり、
当然ながら設定が色々と違うところもあるわけで、
落とし込みが難しいかな、と思ったり。

でもですね。
ホラー風な展開もあったりして、そこもなかなかドキドキしました。

孤島なわけですから、その展開の幅の広さは、やりたい放題と思えるほどです。

ただ気になるのは、この作品の後、同じようなコンセプトで作られているのは、
恋想リレーション」だけのようで。
もう作らないのかな、と思うともったいないですよね。

uf

まあでも。
リーニャがすっごくかわいかったです。
リーニャ・エーレンスレイヤー(羽衣翠さん)は、
信天島、封燐館のメイドとして働いていて、

この羽衣翠さんの声も良いんですよね。
メイドとしてしっかりしているところと、
物語の途中で、妙に子供っぽくなってしまう場面とあるんですが、
どちらもすごくかわいらしい。

これに、あゆやさんの原画が見事に合っていて、体験版の時に登場した時間的長さは短いのに、
見立て通り過ぎてびっくりするほど。
表情がむちゃくちゃ良いので、暫く見ていたいほどです。

すっごいヒロイン力高いと思うんですよね。

リーニャが、この作品の総合的なヒロインとしてみて良いですよね?
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すっごくかわいい。なんででしょう……。
もう、あゆやさん、原画されないのでしょうか……。
羽衣翠さんは、次回登場作無いのでしょうか……。