dual tailさんの「Venus Blood -BRAVE-」感想です。
デュアルテイル『VenusBlood-BRAVE-』応援中!!
2017年10月発売作品。

dual tailさんの「VenusBlood -BRAVE-」は、
シリーズ作品ながら、ジャンルを一変、RPGになったゲームです。

魔王ラーガルが復活し、空に赤い月が架かるようになり。
その月は、人間にも悪影響を及ぼす。
弱ったところへ、魔物が侵略を開始していく。

勇者レオナは、魔物討伐をその剣に掲げ、
魔学者ハインと出会う……という物語。


それでは感想です。
ネタバレはそうありません。



最初にお伝えしておくと、コンプリートしておりません。
ごめんなさい、ギブアップとしました。
再開させることもあるかもしれませんが、今のところはこの状態で結論づけたいと思います。

この時点で、192時間のプレイ。
でも、コンプリートできていない。
この状況が、流石にそろそろ手を引いた方がいいなと思えました。

今回、難易度が高いと思うんです。行き詰まりやすい。

有利な出目やカードを引くために、繰り返しリセットをする、
リセットマラソンというやり方があると思うんですが、
やっていることは、それと一緒なんです。
そう気づいたら、辟易してしまいました。

1時間に1回しかクリアできないフリークエスト。
けれど、それを突破しないと、当然ながら本編も進めることができません。
難易度によりますけど。

最初から備えて進めないと、先に行けない。
次に進むために、やっておかないと、その次へ進めない。
なんとかごり押しして進めて、どうにかならない。
すごく前から考えて進めないと、先に行けない。

マップを攻略するために、戦闘が6回あるとして、
ここで何を使い、ここでは温存しておいて、という組み立てをしなくてはならない。
相手の出現にパターンはありませんし、カードの引きもある程度ランダムです。
全く潤沢には無いため、使う箇所が決まっているように思えてきました。

一戦闘ごとに、セーブ。
イレギュラーになる、不利なステータスがあったり、
一人やられてしまったら、即リセット。
これをずっと繰り返して、それでも駄目なときは、マップの最初からやり直し……。
リセットマラソンそのものですよね。
一戦闘中の1ターン目に全滅することも珍しく無いです。
vb9

ガチガチに色んな事が決まっている。
自分でコントロールしている気がしない。プレイしている感じがない。

それでも、もしかしたら、きちっと構築して進めたら、
それはそれで上手く楽しめるかもしれません。

玄人向けなのかな。
200時間近くプレイしても、わかりませんでした。


システムは素晴らしいと思えています。
正直、SLGなのにスピード感を見事に仕上げた、「VenusBlood -RAGNAROK-」も
相当楽しんでいたのですが、RPGにしちゃって大丈夫かなと思っていたところ、
かなり作り込まれたRPGシステムになったと思います。

そろそろウィンドウサイズの調整ができても良いと思います。
コンフィグには、らしき項目はあるんですし。
体験版をプレイした時に、チェインボーナス4人にどうやってするのかと思っていたら、
タスクバーのところにオンオフボタンが隠れてしまっていたんですよね。
全く分かりませんでした。


物語はすごく良かったと思います。

vb11

主人公の魔学者ハイン=ヴォルガールは、
参謀的な役割で、表立って何かをするとか、真ん中に立つことはしません。
仲間となったリーンベル=オルテに問い詰められて、ハインは言います。
「レオナについていっているだけだ」と。

そのレオナ=アマラール(手塚りょうこさん)こそが勇者で、
でも、物語はあくまでハイン視点からのものとして描かれていて、
それがとても面白いなと思います。

ハインを信じると決めたのも、最後の最後まで剣を取って戦おうとしてのも。
そして、勇者は勇者らしく、生き抜こうとしたのも。
主人公ではない、そのことがなんだか尊い物語だなと。
最終的には、ハインが誰かに付いていく流れですし。
vb10
この、ハインの代わりに自分が陣頭に立とうとしたレオナ。
かっこいいですし、それをクラウディアがさらに護ろうと、
念のため諫めるやり取り、すごく良かったです。熱い。

その他にも、亡霊竜王ズメイのお話とか、結構好きでした。
滅び行く存在から託されたもの。
それを本当に活かしていく。

王道の良さを存分に押し出して、かつ、
大団円に持っていく流れは、すごく良かった。

アイラ=ウォルフスタイン(ひむろゆりさん)と、
クラウディア=グリスティン(あかしゆきさん)が、なんか良かったです。
あと、魔王ラーガル様(榊木春乃さん)。
ラーガル様ほんとかっこいい。


見事なシステムなのに、嫌いになりかける前に、辞めておけば良かったです。

なもんだから、爽快感はあったはずなのに、気分は爽快ではないので、
マップを攻略する頃には疲弊しきって、シーンを楽しむこともできない状態でした。

難易度調整って難しいですよね。
簡単にしちゃうと、それはそれで不満要因になりますし。