COSMIC CUTEさんの「雲上のフェアリーテイル」体験版プレイしました。
雲上のフェアリーテイル【COSMIC CUTE】
COSMIC CUTEさんの”雲の上で駆ける乙女のADV”「雲上のフェアリーテイル」。
体験版がリリースされました。
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空に浮かんだ大きな岩。
そこに存在する天空の望郷都市、迦具夜。
幻想的に思える外観だが、
犯罪者の流刑地として作られた町であるためか、治安は最悪。
流れてくるそのほとんどが、お尋ね者や亡命者。
厄介事が24時間365日降ってくる。

そんな、自由と責任があふれたカグヤの真ん中で、
常磐木司は、アメリアという喫茶店を営んでいる。

コーヒーにこだわりをもつ司は、
コーヒーが全く好きでは無いアルバイトを独り雇っている。

常連が幾人も居る。有り難いとは言い難いが。
というのも、その常連たちが来ると知ると、客が来なくなる。
喫茶店のゴールデンタイムであろう午後三時が暇になってしまうからだ。

たとえば、この町において37期連続当選を続ける市長のアスマザ。
その市長と古くから付き合いのある、錬金術師のネモ。

しかし、その二人からは、
コーヒー―を注文ことはなく、ワインとホットミルクだが―以外のオーダーを請けることが多い。

それが、盗み。司の裏稼業。
剣の腕が確かな安養寺真琴、運転を担当するダリア=、そして魔法で支援する白崎ナツ。
三人は、ペイ・バックと名乗り、何でも屋をしていた。

大抵はすんなり行かず。
でも大過なく終わり続けて―死にかける程度で―、ここまでうまくやってきた。

それと同時に、トラブルも持ち込まれる。
ナツと真琴に、ただ買い出しに行ってもらっただけだというのに、
お姫様を連れ帰ってきた。
彼女は、常磐木雪。綾羅木王国の王族。
そして、司の妹だった……。
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体験版は、1.54GBでした。

前作、「空のつくりかた」が、かなりの良作だったため、
同じ世界観を持った作品の登場は、素直に嬉しいです。

まずですね。
システム面があまり改良されておらず、そこが少し残念です。

というのも。
ウィンドウサイズが変更できる。けど、保存されない。
次回起動時には、またサイズ変更をしなくてはなりません。
カーソルが消失するのは、良いと思うんですが、
どこにいったか全く分からない動きをするので、これがとても困ります。
どうも画面の外側に持っていっているような印象があり、
AUTOモード中に右クリックすると、意図しない箇所からマウスカーソルが現れる、
または、マウスカーソルが出現しない、ということが、今作でも起きています。
これは本当に操作しづらいので、改良して欲しいところですね。
ここが前作と変わっていませんね。

システムボイスがありますが、途中から鳴らなくなります。

セーブなどの操作をする時に、ダブルクリックして、さらにダブルクリックというUIが、
なんというか使いにくいです。

このもどかしい操作の感覚が、使いにくさに繋がっているように思います。

システム面は気になることが多いんですが、
物語やそれ以外はとても安心できます。

冬野どんぶくさんのテキストは地の文もしっかりしていて素晴らしいですし、
むうつきさんの描くキャラクタも魅力的です。

そして、出来上がったのが、気になってしまうキャラクタ。

やっぱり、ナツ、でしょうか。
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3年前にカグヤに流れ着いた、自称魔法使い。
魔法使いとは、この世界で自ら名乗ることが出来ない。
世界に認められないといけない。

コンフィグだと別名表記があったり、
でもテキストだと白崎ナツと書いてあったり、すごく気になりますね。
さらに、声も、羽鳥いちさんですし。
そのあたりのお話も、実は体験版後半で明かされますが。
中身は、まったく母方の血を継いでいるのはよぉーくわかります。

その関係もあってか、
前作未プレイの方は、プレイしてからのほうがより楽しめると思います。
ぜひぜひ前作を。

そのナツの評価は、
「魔法にロマンってないのね。燃料が甘いものとカロリーなんて」
と呼ばれるほど甘いものが大好き。
ハルに比べ、甘いものへの傾倒がより強く、
また、フリーダムに拍車が掛かっており、
カグヤナイズドされたものか、アウトロー的なことも慣れきっています。

しかし、カグヤへ流れてきた探偵と魔法使いの襲撃事件が起こった時、
ちょうどぼろぼろになっていた、という。

また、ハルに比べ異様に魔力の深さがあるようです。

「故郷は大好きですけど、あの街のおとぎ話の登場人物は決まっちゃってるんです。
 わたしが出る幕はないっていうか」
そんな思いも抱いているようです。

そしてこの街に流れてきた。
ほらほら、なんとなく前作の匂いがしますよね。

前作よりも、ナツの顔立ちが少し若く描かれています。
このあたりも、読み解く鍵になるのかも。

一方で、体験版では、主人公が、元王族であることが明かされました。
流れ着いた当初は生き抜くこともできない優しい少年であったようですが、
いつの間にか、昼間はカフェ経営、裏では盗賊。
37期連続当選の市長ともやりとりをするようになっていたりする。
この街で、生き抜くためにやることをし続けた結果です。

その過程で、ナツと出会ってしまった……。


体験版プレイ冒頭は、主人公にフォーカスをした流れのように見えましたが、
やっぱり、”八葉の魔法使い”の系譜が、メインキャラクターの物語になりそうです。



音楽はすごく良いです。
相変わらず、サントラが欲しくなる音楽をしています。
この街の雰囲気がすごく伝わる。
さすがFelion Soundsさん。
ぜいたくに初回特典版でサウンドトラックが付属します。

前よりもハッピーエンド多めな雰囲気もあるので、
シビアさは、ややゆるいのかもしれません。
最初から、何かを抱えています、という姿を、体験版で見せてくれたのは、
それこそ、ナツだけですから。


2018年3月23日(金)発売予定です。

サブキャラと何か展開無いかな、と思っていたら。
なんと予約特典でシモーネとも……
有り得ないような、あま~~いらぶらぶえっちが追加されるアペンドディスク
があるようです。