Harmoriseさんの「ひとつ屋根の、ツバサの下で」体験版プレイしました。
ハーモライズさんのデビュー作は「ひとつ屋根の、ツバサの下で」。

戦うために生まれた翼は、大戦が過去となった今では、
手軽な乗り物として扱われていた。

その空を飛ぶ様から、フェアリーと呼ばれるようになった戦闘機。
戦爆連合競技空戦は、フェアリーファイトと名を変えて、
全国で試合が行われるようになった。

祖母から幻の機体、震電を譲られた佐々木隼一は、
かつてのFF強豪校、翔鴎学園へ転入する。

しかし、入寮予定のツバサ荘では、
唯一空いていたはずの部屋に、女の子がいて……。

体験版は、809MBでした。

まず。バックログジャンプが機能として持っていないこと。
これはとても残念です。
会話主体で物語は進んでいきますが、どうしても振り返りたい箇所はいくつもあるんですね。

このグラフィック、そして音楽。
このスタッフさんたちは。
「水平線まで何マイル?」だったり、「僕らの頭上に星空は廻る」を作られた方が参加されています。

だからでしょうか。色んなところにこだわりを感じられます。
寮にいる犬たちの名前は、航空関連のものですね。

画面UIがまた、計器類を感じさせます。
SEも良い感じです。
こういうところはすごく良いです。


ただ、残念なことに、やや物語の進行がもたつく印象があります。
イベントの組み方は良いと思うのですが、進め方が、どうにも。

実際にはどうなのでしょう。
急加速ができそうなものなのでしょうか。
レシプロ機では、急加速による速度が乗っている感覚が出せるものなのでしょうか。
物語を一気に動かすシーンは、エアレース中の加速になると思うのですが、
機体は、スピードに乗るまでゆっくりな印象が、どうしてもあります。

気になるところがある一方で、好感が持てる場所が、まだ他にもありました。
そのひとつは、このエアレースへのストーリーの運びが、
神野菜穂子会長(藤邑鈴香さん)の、楽しみたいという気持ちだけだといこと。
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「その……一緒に飛べたら楽しいだろうなあ、と考えただけで。隼一くんと、震電と」

そしてもう一つ。
佐々木一彩(風花ましろさん)が、非常に気っ風の良いキャラクタだということ。
入寮時のトラブルがあり、さらに根に持たれそうなハプニングがあり、
同じ系統のものが、形を変えて繰り返されます。
しかし許すわけです。
その許し方が、感情的ではなく冷静。
それはフライト中でも変わりません。同僚に対しても同じです。
本当に真っ直ぐに、心配するのです。
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「あんたねえ!『本人が考えてるだろう』ってのは、責任放棄みたいなものでしょうに!」
びっくりするくらい良い性格です。かっこいい。

気になることはいくつかありますが、
総合的に見て、レベルが高い作品だと感じましたね。


2018年2月23日(金)発売予定です。