Keyさんの「Summer Pockets」体験版プレイしました。

Keyさんの新作は「Summer Pockets」。

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「でもゆっくりできるなら、せっかくだから島も楽しんで」
海を渡り鳥白島へ。
祖母の遺品整理の手伝いに呼ばれた鷹原羽依理は、しかし、
叔母の鏡子からそう伝えられ……しばらく暇ができてしまった。

昼間はセミがうるさく、夜にはみごとに聞こえない。
代わりにいくつもの虫の声が混ざり合う。

静かな時間。時間の流れ方が違う。

羽依理が食事に出かけて、帰り道。
静けさに浸っていたら、明らかに通った覚えのない道に出ていた。
なんとかなるだろうと適当に進めても、人家の1つも出てこない。

そのうち、闇の中に、ぼんやりと校舎が見える。
そこから、何かが跳ねるような音がしている。
羽依理が不思議に思ったのは、水の音、プールからしているようだった。
道が聞けるかもしれない。

見たことがないレーンの少ないプールに、白い彫像が落ちていた。
よく見てみれば、それは同い年くらいの女の子で、
羽依理のことをプールの中から睨みつけていた……。
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体験版は、1.53GBでした。

原画は、Na-Gaさん、和泉つばすさん、永山ゆうのんさん。
SD原画に、えんぎよしさん。
原案は麻枝准さん。
シナリオは、新島夕さん、魁さん、ハサマさん。
音楽に、折戸伸治さん、麻枝准さん、どんまるさん、竹下智博さん、水月陵さん。

Key作品に名を連ねてきた方と、新たに参加された方とで、
少しこれまでの作品より、しっとりしている印象があります。

恐らく新島夕さんのテキストだろうなというところと、
水月陵さんの音楽だろうなというところで、
画面こそ違うけれど、Us:trackさんの「恋×シンアイ彼女」で感じさせた、
しっとりした印象に共通するものを感じました。

遺品整理に呼ばれたものの、
しばらくは手伝いが必要ないとのことで、
鳥白島をうろつくうちに、同じ年代の島民たちと仲良くなっていきます。

羽依理は、例年なら夏は水泳に打ち込んでいましたが、
大事な大会で失敗をしてから、泳ぐことが怖くなり。
何もすることが無くなり、できなくもなり、そしてこの島に訪れたわけです。
その羽依理が、一歩踏み出すきっかけを見出せるのでしょうか。
それとも……。

体験版では、登場キャラクタたちの雰囲気であるとか、
Key作品らしさを感じさせてくれる箇所も多かったです。

例えば、進行で得られるトロフィー。
選択肢によって得られる場合と、お約束のミニゲームで得られるもの。
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今回のミニゲームは、卓球に全てを捧げる勢いの、加納天善との卓球ゲーム。
タイミング良く向かってくるボールをクリックして打ち返す、だけなのですが、
これがまた奥深いというか。

左側のテンションゲージは、加納天善のテンション。
こちらが上手く打ち返していると、気分が盛り上がるのか、
必殺技を繰り出してきます。
というか本当にあったんですね、奥義六波羅探題って。
ハムラビ砲が返しづらいかな。
的も増えますので、難易度が上がっていくわけです。


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少し気になるキャラクタは、空門蒼。
よく道ばたで寝ている。
一緒に連れて歩いているのは、キツネのような何か。
島の駄菓子屋でアルバイトしている様子。
見た目にそぐわずちょっと男らしい。
妙に可愛いのはきっとこれ、高森奈津美さんだからでしょうかね。

しかし、公式サイトを見ると、島の伝承を追っているそうです。

他の登場キャラクタも、クセがあり、
鳴瀬しろはも、コミュニケーションを取らないわけでは無いけれど、
独りで過ごしている理由が分かりませんし、
久島鴎の、昔見つけた宝が何なのか。
紬ウェンダースは、やりたいことを探しているようですが、無為に見えますし……。



何かありそうで、それがどこまで広がっていくのか。
今の時点では全く見通せませんけれど、
ちょっと選択肢を変えただけで、網目のように小さなルートが広がっていくのは、
体験版で十分に理解できたので、
たっぷり浸ることは、少なくとも出来そうです。

伝説の島モン王になる!……こともできるはず。

なかなか、今作は楽しめそうです。


2018年6月29日(金)発売予定です。