でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~莉音の章~弐」感想です。

2018年9月発売作品。

でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~莉音の章~弐」は、
ローグライクRPG、神楽黎明記シリーズ7作目。

前作では退魔巫女卒業試験に挑んだ杜崎莉音は、
卒業証書片手に、早速の退魔依頼を受ける。

観光客の男性ばかりが凍死しているというもので、
莉音は近隣から妖気を感じ取っていた……という導入です。

それでは感想です。
ネタバレは多少あります。



黎明期シリーズ1作目ヒロインが再登場した作品ですが、
納得感があります。
プレイして良かったなと思える内容でした。

ただ、思ったより歯ごたえがありました。
難易度が上がっていた印象です。

なので、難易度をノーマルからイージーに途中で切り替えてしまいました。
(でもそういう問題ではなかったようですが)

さすが7作目、それより前から作品は続いていて、
もう10作を超えているローグライクRPG神楽シリーズですので、
作を重ねる毎に追加要素があるんですが、
うまくいってるところと、そうでないところが当然あります。
出てくる妖怪も、慣れで対処できる場合もあれば、そうでないところもあります。
追加要素も妖怪も、新鮮味というところでは一役買っていますし、
もうちょっとこうなったら面白いかなと思えるところもあります。
どんな作品でも変わりませんね。


では、まず、攻略していて気付いたことを。
もしかしたら今作より以前に実装されたものもあるかもしれませんし、
再現しにくいものも記述しています。

ローグライクRPGですから、
こちらがキャラクタを1回動かすと、敵も1回動くというのがルール。

通路の出口にカッパがいる時、
一歩進むとカッパが押し出しを連発してきてつらい。
一歩戻されるので、いつまでも辿り着けない。

勘違いでなければ、
警報状態と、妖気が濃くなることは重複しない様子。
なので、警報状態が切れる度に進入警報を踏むことで、
延々レベルアップが見込めます。かなり稼ぎました。

ボス、鵺の体当たりを受けると弾き飛ばされるため、
手裏剣など投げつけ可能な道具を拾った方がよいでしょう。
痺れや鈍足の状態異常は効きます。

敵の足元にトラップがある状態で倒した場合、
倒したアイテムのドロップ位置が変更になっています。
妖怪が居た場所ではなくて、莉音の位置に重なって現れます。

蛞蝓は仲間に入れるなら3体目が良さそう。
移動していると引っかかりやすいようで、莉音と離れてしまいやすいです。

莉音の後方でなかまだけが戦っていると、他のなかまが加勢する場合があります。
以前は敵からなかまが一方的に攻撃されていました。

枕返し、当然ですが眠らせると体力が回復します。
回復量がすごくて、1ターン30%くらい。

なかまを天狗と河童に指定すると、天狗の韋駄天、河童のごっつぁんです、で、
攻撃回数2回、攻撃力倍加ができて、バフマシマシ。

ですが河童、睡眠をかけてしまうので、枕返しを相手にした時に相性が悪すぎます。
枕返しは、かなり登場頻度が高いので。

相手に天狗がいて、枕返しに韋駄天をかけた場合、2回回復して60%も体力が戻りますので。
莉音の攻撃がだいたい35%くらいだったため、効果が切れるまで攻撃の意味がなかったり。

河童だけでなく、枕返しも同様です。
なので、河童と枕返しは預けておきました。

オススメなかまは鵺です。
ボスとして出てきた後に、通常敵妖怪として登場し、捕縛できます。
通常攻撃に沈黙付与があり、
特殊攻撃は雷撃の範囲攻撃に混乱付与とハイスペック。
岩を攻撃していても雷撃をするのはよくわかりませんが。

まだ、警報状態の敵妖怪の動きがおかしいです。
すんなり玄室をすり抜けてこちらに向かってくるのではなく、
最短の方角を向いている。
こちらに完全に寄ってこない。
莉音となかまが白。その真下の玄室に連なっているのが敵妖怪です。
この状態になると、下の赤色3匹は、こちらに向かってきません。

kr14

生贄の符の効果がいつの間にか変わっていて、
体力が1になり、自動回復しなくなる。
だけではなくて、なかま妖怪たちも攻撃しなくなります。
浄化の符では治らず、万能薬で回復できます。誤って使った場合は注意です。


禁断の実の使用や十二単の装備は気をつけましょう。
雪山エリアでやってしまうと、5歩でまんぷくが1減ります。厳しいです。

雪山エリアは空腹2倍なので、回復量の高いお弁当を持っていくのはよいのですが、
だいたい6層進むと、回復量も落ちるし状態異常にもなる、腐ったお弁当に変わってしまいます。
こういうところも面白いですよね。

突然変異種(大型)は、マップ初期登場のみだけでなく、
沸いても良いんじゃないかなと思います。そろそろ。


ラスボスは雪女。
これまでの雪女とは、色々と違います。

無音薬が効かないことがあり、状態異常抵抗があるのかなと。

鵺の攻撃による沈黙と、混乱は有効だったりします。
一つ目入道も使えます。
沈黙すると、吹雪も氷結も突風も使わなくなるので。
鈍足も効果的です。
かなり攻撃力は高い方だと思いますから、手数を減らしましょう。

ダメージを与えていくとこんな攻撃もしてきます。
kr15
ネタバレになりすぎないように気をつけていますが、
これ、修正ファイルVer.1.00aの更新履歴でネタバレを受けてしまいました。
神楽黎明記~いぶきの章~」の更新履歴と同じなんですよね。
なので、同じような事をしてくるのだろうなと思っていたら、その通りでした。

この雪女が強く感じて、難易度調整したほどです。
神楽黎明記シリーズは、ボスが手応えあって良いですよね。



さて、肝心のヒロイン。
二作目が作られるのもわかるかわいらしさを持っているのが、杜崎莉音。
声の担当は、歩河みぃなさん。

前作の「ご飯の匂いがする!」ほど、ずば抜けたセリフはないのですが、
睡眠罠にかかったときの「立ってられない……よう……」とか、なかなかです。

ちょっと抜けたところがありますが、
明るいというか、前向きにしていこうという姿勢が、杜崎莉音なのでしょう。

kr16

体験版の時は気付きませんでしたが、拠点で見られるこの表情がかわいい。
そうなんです、Live2D、前作より良くなっている印象があります。

アップデートされた河童とのシーンを見ていると、
パーツが良く滑らかな印象になっています。

また、大事なシーン内容についても、
同じ妖怪相手に、1回目と2回目の内容に違いを与えている構成が多く、
バリエーションに富んでいます。
また過去作をプレイしていると、この妖怪はこういう責め方をすると、
学習している部分がありますが、そこも崩しています。
これは天狗や一つ目入道が該当します。
チャレンジなのかと思いましたが、仕上がったシーンを見ていると、
そこまでは考えてないと感じます。
天狗はテクニシャンではなく雑ですし、
一つ目入道は筆を責めのために使うだけになってしまいました。
テクニックや放置で莉音からおねだりしてしまう、これまでの責め方のほうが良かったです。
なので、期待を超えてくれたところもあり、期待が外れたところもあります。
一方で、蛞蝓や水母はもうちょっとその先も描いたら面白そうです。

期待が外れたところで大きなものは、莉音が行為への積極さが減ったことでしょうか。
改めて前作をプレイして思ったのですが、手慣れているようなところがあった前作に対し、
今作はそうでもないけれど少しのってみせることもある、というか。
のってみせたところで終わってしまったりします。
その結果、積極さが減ったのかも。

ちなみに、妖怪エンドの条件ですが、雪女に2回敗れるとシーン中に選択肢が現れます。
ここでも、もう少し選択肢の記述通りだったら、かなり浸れたかもしれないと思いましたね。

相変わらず物足りなくはあるんですが、
かなり良くはなってきている印象があります。
なのでもし、「神楽黎明記~莉音の章~参」が登場することがあれば、
さらに積極さを増したシーンに期待したいと思います。
道中記シリーズの三人は別として、
他の黎明期シリーズ巫女よりも、莉音は期待の出来るキャラクタですから。