幻遊境さんの「異世界に召喚された俺は寝取られスキル持ちだった!?」体験版プレイしました。

幻遊境さんのデビュー作は「異世界に召喚された俺は寝取られスキル持ちだった!?」

飾楽樹は、普通の学生。
なりたいものがなく、けれどある程度普通の家庭を築けそうなレールに乗っている。
「なあなあ、お前らいつ付き合うんだ?」
なんて冷やかされてしまう、幼馴染みが居る。

ある日、学園の古い倉庫で、大鏡を見つけた。
何に使うのかも分からないそれが強く輝き、気付けば異世界にいた。
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「あなたは、この世界を救う勇者」
いきなりそんなことを言われても困るが、
それぞれ、見た目が個性的な女性に囲まれている。
耳が長いとか、角があるとか。尻尾が長いとか。その女性達の向こうに、あの大鏡があった。

「樹様、あなたの宿命について説明します」
彼女たち……いわゆるエルフやヴァンパイア、マーメイドというファンタジー世界の住人は、
現れた邪神を倒すため、召喚の儀式で勇者を呼び出したとのことだった。
邪神は思考を持っているのか不明で、姿は柱や杭のようだという。
また、この世界を救わないと、樹は元の世界に帰れないことも。

ほどなく戦闘が起こり、樹は望めば上級スキルを獲得し行使することができることが分かった。
しかし、邪神を倒せば終わりということでもなく、
エルフのアリエルなどは、森の復元を願っているようだった。

前途多難。そう感じながら、樹は勇者として力を振るっていく。

――しかし。
分析のスキルを使用したアリエルは、身体の変調を感じていた。
あまり、相談できない類いのもので……。

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体験版は、234MBでした。

これ、コンセプトが面白いですよね。
世界を救うまでは現代に帰れない。
帰れなければ寝取られ続ける。
ヒロイン達のためにその身を犠牲にするのか、
はたまた寝取られの恐怖に負けてしまうのか……。

この部分に非常に興味がありました。
主人公=プレイヤーとしての苦悩みたいなものが味わわされることになるのであれば、
非常に良い作品になりそうです。

と、思っていたのですが、シーン中でもさほど影響が出ていなさそうに見えてしまいました。

まだどこも救えてないからか、主人公は異世界ヒロインと心や体の繋がりをあまり得ていません。
ほんのり。

この状態で選択肢が、剣か魔法というもの。
その影響が出た、という直結が描かれていないシーンを抜粋したためか、
どうにもヒロインが敗れているファンタジーとしてしか見られなかったです。
本編はきっと違うと思うのですが。

また、シーンも、もうちょっとかな、という印象です。
もう少しじっくり長く楽しめるシーンが用意されていると良いのですが。

企画は非常に冴えていると思うんですよね。
この状態で、現実に帰ったとして、主人公は幼馴染みとうまくいかない、
あるいは、幼馴染みすら……という展開だったら、それはそれで面白そうだと思うのですが。
さて、そのあたりは本編で。


2018年9月28日(金)発売予定です。